【カメラ】ソニーα7Cよりα6400を選んだポイント

上手に撮れないけどカメラ大好きチッチです。
久しぶりに新しいカメラを買おうと思います。

最新のα7Cを比較に出していますが、決して否定している訳ではなく、あくまで私の使い方でα6400の方が良かった理由を書いています。α7Cもとってもいいカメラだと思います。

「チッチの家づくり 番外編(カメラ)」にご興味があれば見て行ってください。
まずは、私のカメラ歴と大切に使ってきたカメラを紹介していきます。

スポンサーリンク

これまで購入してきたカメラ

メーカ型番発売日特長
NikonD402006年発売・デジタル一眼レフカメラ
・エントリーモデル
・小型/軽量
・デジタル一眼を世に広めた名機
SONYNEX-72011年発売・ミラーレス一眼カメラ
・ハイエンドモデル
・Tri-Dial(3ダイヤルの操作)
SONYRX100(DSC-RX100)2012年発売・コンパクトデジタルカメラ
・ハイエンド
・F1.8の明るい光学設計
・1.0型CMOSセンサー搭載

後で紹介するカメラ選びにも関係するので、まずは使ってきたカメラの特徴と使い勝手をご紹介します。

Nikon D40

出典:Nikon D40

当時まだ600万画素の入門機でしたが、小型/軽量で使いやすく持ち運びも楽でした。
一眼を使ってみたいけど何買えばいいか分からなかった時に、手ごろな価格で一眼の楽しさを実感できる素敵なカメラでした。

SONY NEX-7

出典:SONY NEX-7

D40から写真をとるカメラの楽しさを勉強させてもらって、次に買ったのがこのカメラでした。
当時のソニーのコンパクト一眼の中でハイエンドに位置付けてあったと思います。
2400万画素(現在の6000シリーズと同じ画素数)で当時のコンパクトモデルで最高画素数でした。
また、筐体もコントロールダイヤルが3つ装備されたTri-Dialという操作系で、露出やシャッタースピード、絞りの開放径を簡単に変えられる設計でした。
ビューファインダーも本体の左に寄せてありカメラを覗く姿がカッコ良くてデザインが好きでした。
今でも、一番よく使っているカメラです。

SONY RX100(DSC-RX100)

出典:SONY RX100(DSC-RX100)

コンパクトデジカメの市場に「高級コンパクト」というジャンルが出始めた初期の頃のモデルです。
このデジカメ、ワイド端でF1.8という非常に明るいレンズを採用していて、コンパクトデジカメなのに1インチという大きなサイズの撮像素子CMOSセンサーを載せた画期的な製品でした。
大きなCMOSとF1.8の開放径で暗所でもキレイに撮影ができます。
また写真のボケ味はレンズの絞り径で決まるのですが、F1.8という一眼のような大きな絞り径でいいボケ味が出来ます。
当時、下手な一眼よりこのRX100が一台あれば十分なスペックでした。

新しいカメラに求める機能

私がカメラを選ぶにあたって優先したい内容です。

  1. 交換レンズ
  2. 明るい撮像素子
  3. AF速度
  4. 最大連射枚数

それぞれについて説明していきます。

1. 交換レンズ
これまでNEX-7,RX100と時と場合に合わせて使っていますが、カメラの撮影自体を楽しみたい時はNEX-7を使用しています。理由は簡単でレンズを交換すると違う画が撮れるという当たり前の点と、その場所場所に合わせてレンズをカチカチ交換するのがおもちゃ感覚で楽しいからです。
この感覚がカメラを使い始めて20年以上経った、今でも何となくカメラが好きな理由だと思います。

2. 明るい撮像素子
NEX-7が好きだと言いながら、不満もありました。
暗所で使っていると画が暗いと感じます。
というのも、NEX-7にF1.8のレンズをつけてもRX100のように画が明るく撮れないです。
画像処理エンジンも同じ「BIONZ(ビオンズ)」なので、これがレンズ一体型と交換レンズの違いなのか分かりませんが、望むのはRX100と同じレベルの暗所での感度です。
ちなみに、最新のソニーのハイエンドの撮像素子にはExmor Rと呼ばれる裏面照射型CMOSセンサーが採用されます。こちらは抜群に暗所に強い撮像素子になります。

3. AF速度
私には6歳の娘がいます。
カメラ好きだという事が保育園のママ達に知られてから、いろいろな場面で撮影を頼まれます。
キレイに撮りたいのに、運動会や公園で走り回る子供達はなかなかフォーカスが決まりません。
キレイに撮らなければというプレッシャーの中で、マニュアルフォーカスの一発撮りで動いている被写体をバチッと撮るのは至難の業です。
ということで、高速な自動フォーカスや追っかけフォーカスなどの機能が欲しくなります。

4. 最大連射枚数
こちらも動き回る娘を撮るために検討したい内容です。
秋の運動会、体操や跳び箱なんかが出てきます。
当然ですが、勢いのある写真を撮るには”その瞬間”を切り取りたいです。
私の場合、フォーカスはマニュアルで固定してひたすら連射で撮ることが多いです。
今の主力機のNEX-7は最高約10コマ/秒になります。ミドルレンジのカメラだとこのぐらいだと思いますが、私の主用途では十分です。

購入するカメラを比較する

さて、優先する機能が決まったところでカメラ選びです。
まず”求める機能1. 交換レンズ”であることが大前提で、これまで購入してきたレンズを考えると必然的にSONYのミラーレスになります。

現在のSONY一眼のラインナップは以下です。

このうち、私の候補はα7C、α6600、α6400になります。
なぜ、この3つの機種なのかですが理由はいくつかありますので具体的に書いていきます。
ⅰ) 最新の機種
ⅱ) 手ごろな価格
ⅲ) RX100程度の明るさを見込める(求める機能2. 明るい撮像素子)
ⅳ) リアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキング(求める機能3. AF速度)
ⅴ) 十分な連射速度(求める機能4. 最大連射枚数)
ⅵ) その他

ⅰ) 最新の機種

カメラは古いものも良いと思います。ただデジタルカメラに関してはやはり新しい方が良いと感じます。
画像認識やAFなど技術的にはどんどん新しくなっていきます。
たぶんプロのカメラマンならば撮り方ひとつで問題ないんでしょうが、アマチュアの私にとっては最先端の技術のおかげでずいぶんカメラ撮影を助けてもらえます。
あとカメラ本体からのダイレクトのデータ転送などのカメラ以外の機能もスマホ全盛期の今では非常に便利です。

ⅱ) 手ごろな価格

一眼カメラって素人には高いと感じますね。
「私も最初はそうでした、でも今は違いが分かりやはり高いものには相当の価値がある事が分かるようになりました」
なんて事は言いません。やっぱりアマチュアにとっては高い買い物です。
特にハイエンドになると40~60万するのでなかなか思い切れないと思います。
私の選んだモデルですが、大体10万~15万ぐらいで手に入ります。
ちょっとカメラが好きな人にはこのぐらいの価格帯が手を出しやすくて、ちょうど良いのではないでしょうか。安いからと言っても使いこなせる必要な機能としては十分だと思います。

ⅲ) RX100程度の明るさを見込める(求める機能2. 明るい撮像素子)

さて、ここは少し難しいです。
選んだ3モデルのうちα7Cは裏面照射型CMOSセンサーを採用していて非常に感度の高い暗所でもキレイに撮れる撮像素子です。
ちょっとモデルは違うのですが、こちらは裏面照射型CMOSセンサーの紹介です。

明るい撮像素子だけならばα7Cに軍配があがりますが、私の手持ちは基本APS-Cタイプの交換カメラになります。
APS-Cタイプのレンズをα系のカメラにつけるた場合どうなるか?
答えはフルサイズをAPS-Cサイズに切り出します。
ということは、本来2420万画素で撮れる画像が1000万画素でしか撮影できなくなります。
う~ん悩むところですが、今あるAPS-Cサイズのレンズ資産を利用しようと思うとα6600かα6400の方が良くなります。
ちなみにα6600かα6400はRX100と同じExmor CMOSセンサーをが搭載されています。
こちらの撮像素子もまずまず明るいので私には十分です。

ⅳ) リアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキング(求める機能3. AF速度)

さて、α7C、α6600、α6400ですが、リアルタイム瞳AFが使用できます。
こちらは人の瞳を認識してフォーカスを合わせ続けるという機能です。
この機能は、従来からあるコントラスト検出方式と最近追加された位相差検出方式を合わせたファストハイブリッドAFという機能を利用することで、カメラのフォーカスレンズを大きく振らなくても、瞳に焦点を合わせ続けられる技術です。
このリアルタイム瞳AFは最高で、子供にカメラを向けてシャッターボタンを半押しするとピタっとフォーカスが合います。
本当にすごいです。

ⅴ) 十分な連射速度(求める機能4. 最大連射枚数)

さて、最後の連射速度ですが、こちらはシンプルにNEX-7相当(最高約10コマ/秒)があれば十分で3モデルはすべて満たしています。

ⅵ) その他

あとは、細かいですが私が気になった点です。
バッテリー
α7C、α6600はどちらもα7系のNP-FZ100が採用されています。
一方でα6400は旧NEX系のNP-FW50が採用されているので、私の持っているNEX-7の予備バッテリーが使えます。

内臓フラッシュ
α7C、α6600は外部フラッシュを前提に設計されています。
α6400は本体フラッシュを内蔵しているので別フラッシュを取り付ける必要がありません。

最終的にはα6400

上に書いた内容をいろいろ考えると、最終的には最新のα7Cよりもα6400を選ぶことにしました。
レンズとか今まで集めてきたものが、これからも使えるのは自分的には嬉しいし、新しいカメラは性能としては申し分ないというのがα6400を選んだ答えです。

今度はカメラ自体のレビューや、購入前にレンタルした時の内容をお伝えしたいと思います。
長めのブログを最後まで読んでいただいてありがとうございました。それではまた。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
カメラ番外編
チッチをフォローする
チッチの家づくり

コメント

タイトルとURLをコピーしました